◆日時 10月8日（土）13：00～16：00
◆場所 六本木
◆参加者 530名
10月8日、六本木の大ホールにて今回のセミナーは開催されました。
今回は、鈴木実歩がかねてより大ファンだったメンタリストDaiGo氏を招き、最速でベストセラーとなった最新刊「超集中力」をさらに実践的な内容にして開催。通常、一般向けには講演を開催しないDaiGo氏の貴重なセミナーとあって、当日は530名ものお客様にお集まり頂きました。
主催者鈴木実歩の挨拶の後、客席から大歓声と拍手が湧き上がる中登壇者のDaiGo氏が颯爽とご登場されました。
期待も最高潮の中、遂にトークショーがスタート。
「超集中力」とは何をさすのか。
書籍テーマである「超集中力」とはどういうことを意味するのか。
その言葉の定義からDaiGo氏のお話はスタートしました。
「人が真に集中状態にある時、「私は集中している」ということを意識していることはなく、「そういえば、さっきまで私は集中していた」という風に、後々振り返ってみた時にその状態に我に返って気付くことが多いのです。」と、DaiGo氏。
つまり、その瞬間は「自我を無くしている」状態であり、DaiGo氏の定義する「超集中力」とは、「没頭状態」のことを指すのです。
さらに、「没頭状態」とは、集中を通り越した「夢中状態」の事を指すのだと言います。
これは、心理学の用語で言う「フロー状態」「ゾーンに入る」と言った、集中を超えたその先の究極の状態の事を指し示す状態を言うのだそうです。
セミナーでは、その「夢中状態」になることで得られるメリット、毎日の生活への活かし方・実践方法を余すことなく具体的に説いて頂きました。
「超集中状態」への入り方／～集中できる・できないタイミングを知る～
では、実際に「超集中状態」に入るにはどうすればよいのでしょうか。
それには、4つのポイントが隠されていると言います。
①集中力が最も最大化する朝の2時間を活用
②運動後の30分後～3時間を逃さない
③夜は何もしない
④3段階ライフログを取る
朝、起きてからの2時間は集中効果が3倍高まると言われているそうです。ですので、この時間こそ本当に集中力を要すタスク（クリエイティビティが必要な作業や勉強など）をこなすと最適であり、逆に夜は集中力がほぼ発揮されない時間帯の為、頭を使うタスクはほぼ行わない方が良いとのことでした。
また、中程度の運動（軽いジョギングやウォーキング等、激し過ぎない運動）を行った後は脳が活性化されている為、30分後～3時間程までの間は集中力が高まるのだそうです。
さらに、自分の中でも「集中力が発揮できた時間」「できなかった時間」を分析することは効果的であり、そうすることで結果的に「自分が最も集中しやすい状況」を作り出すようコントロールしていくことができると言います。
「超集中状態」への入り方／～集中を通り越した「夢中状態」へ入るには～
では次に、「超集中状態」＝「夢中状態」へ入るには、具体的に私たちはどのよなことに注意していけば良いのでしょうか。
下記の9つの要素がキーポイントとなってくるとのことで、DaiGoさんの溢れ出る知識に基づいた解説はどんどん続いていきます。
【集中を通り越した「夢中状態」へ入る際の９つのポイント】
①明確な目標があるかどうか
②選択と集中
③没頭
④時間圧縮・短縮
⑤ゲーミフィケーション
⑥最適な難易度
⑦コントロール可能であること
⑧活動そのものに喜びを感じること
⑨邪魔のない環境か
では、それぞれが意味することはどのようなことなのでしょうか。詳しくお話し頂きます。
まず、目標設定でオススメなのが、一つのタスクに対して「成果目標」と「時間目標」の2つの指標を立てることだそうです。どちらかをクリアできたら「達成した」という達成感を感じられる状態を常に作り出すことがポイントなのだそうです。
また、私たち一人の人間ができることはごく僅かであることを認識し、選択・集中する。その中で、できることを「最強レベル」にまで引き上げることが重要と言います。そして、できないことに執着せず、やらないことを決めることで、自分の持つ能力や集中力を発揮しやすく、成果を上げやすくなるそうです。
さらに、自分が没頭していた際の状況や、没頭前の状態を知ること、没頭後は何によって没頭状態から覚めたかなどを記録しておく。それにより、没頭の出口と入口を知ることができ、超集中状態を作り出しやすくなると言います。
他にも、就寝・食事・起床時間の生活リズムを一定に保つことや、目標設定における難易度を（既知：未知の割合）半々にすることなど、次から次へとDaiGo氏の言葉のパフォーマンスが続き、観客全員が終始演説に飲み込まれていました。
超集中力を持続するには
更にここからは、超集中力の後半戦へと入っていきます。
「超集中状態」を自分が作り出せるようになったら、それを「持続する力」も必要になってきます。その方法について、こちらも一部ポイントをまとめさせて頂きます。
「集中力は場所に宿る」という考え方。
1日のスケジューリングをする際、やることのリストだけを書き出すのではなく、「やること＋場所（どこの場所でその作業をするか）」ということを一つのセットとして設定することもとても重要となるそうです。
また、集中を阻害するもの（携帯やお菓子、本、ゲームなど）は、すぐ手にとれる場所から20秒以上手に取るのに時間がかかる場所に離しておくと良いということや、逆に集中したいもの（勉強の教材やテキスト本、仕事の重要資料など）は、20秒早く手に取れる場所（例えばもう机の上に、必要なページを開いたまま置いておくなど）にしておくと、より効果を発揮しやすいということでした。
その他にも、クリエイティブな仕事をしたい際などに「集中時間」を作り出すため、あえてタイマーを導入し、「この時間内は、クリエイティブな仕事以外の無駄な作業はしない」と決め、集中する為のアイテムとして導入することが効果的だそうです。
また、瞑想を取り入れる意味や集中力が高まる記録の付け方、モチベーションを高める目標設定ルールなど、こちらのレポートではお伝えしきれない程の集中力を持続させる為の超実践的な取り組みについて、DaiGo氏の実体験を交えながらお話くださいました。
超回復力を回復するには
最後に、超集中力が切れてしまった際の回復方法について解説して頂きます。
一度集中力がきれてしまうと、再びその集中状態を復活させるためには25分前後の時間を要するそうです。ですので、「いかにその時間を短縮するか」ということについてお話し頂きました。
今日からでもすぐに取り入れられる方法として、「オメガ系の油」を取るということです。
亜麻仁油やココナッツ油などがその代表とされますが、それらの油を集中したい3時間ごとに摂取することで、集中力の回復を補ってくれそのスピードが全く変わるそうです。
そして、「集中分散の時間を作る」こと。1日の内で人が集中できる時間はごく僅かの為、あえて集中力を分散させる時間を作ることで、次の集中に入り易くなる効果があるそうです。例えば、山歩きをすることや散歩などは最適な行動だと仰られていました。
最後に、「集中とは決断」であること。まずは、集中する・できると決めることがとても重要だと強く説かれていました。どうすればできるかは後で考え、まずは「目標に集中すると決める」ことが重要なのだそうです。
集中すると決めることで、脳のメカニズムで言う側坐核が刺激され、刺激が進む程フロー状態に入り、ドーパミンがたくさん放出される状態が続く為、より集中し、より充実感を得ていくことができるのだそうです。
ですから、「最近なぜかうまくいかないな」と思う時ほど、目の前の目標に集中し「集中状態」を作り出すことが、人生にとっての救いになるのだとDaiGo氏は言います。
質疑応答
DaiGo氏に直接質問が出来る機会ということで、会場からは数えきれないくらいの手が一斉に上がりました。その中より、頂いたご質問を一部抜粋させて頂きます。
・大きな仕事の前に緊張して何もできなくなる時の解消の仕方は？
・体調のケア、健康の維持方法について教えてください。
・仕事で起こしてしまった過去の失敗があり、今も前向きに挑戦できない状態なのですが、そういう時の解決方法を教えてください。
・選択と集中の際にお話し頂いたのですが、「得意分野を伸ばした方が良い」ということについてご意見をお聞かせください。
・書籍に記載されていた通り、「自分を変えようと決心した」タイミングとその理由を教えてください。
会場から上がった「パフォーマンスをして欲しい」というリクエストにも、快く応対されていたDaiGo氏。その場でスプーン曲げまで披露してくださり、会場は大きな拍手と笑顔に満ち溢れていました。
参加者さまのお声をご紹介します
実践的な内容で、すぐに行動に移せる学びがたくさんありました！
本日は素敵なセミナーをありがとうございました！実践的な内容だったので、すぐに行動に移せる学びがたくさんありました。特に、集中できる、できないタイミングを記録して知るということが考えたことがなかった視点でした。自分の集中力のリズムを知り、DaiGoさんから学んだノウハウを組み合わせながら自分なりの集中力を持続させる方法を見つけていきます。
（20代、会社員・役員、東京都）
このセミナーをきっかけに自分の人生を変えます！
行動が全てということを改めて実感しました！！！！！DaiGoさんも実歩さんも輝いていていました。でもそれは集中力はもちろん行動力があってそれを継続し続けるコツコツ力様々な努力の上で構成されている輝きなんだな…と感じました。上手く言葉で表すことが出来ませんが、ニコニコとは違う画面からではなく、DaiGoさんを直接見れてあの時間あの場所にいられたことから受けたパワー、1日たった今でもココロの中でやる気の源として持ち続けています。
このセミナーをきっかけに自分の人生変えます！
何回お礼を言っても足りません。本当に本当にありがとうございました！！！！
（40代、パート・アルバイト、愛知県）
実践しなきゃ意味がない。まずは自分版を探す事に集中します。
ありがとうございました。息継ぎする間もなく言葉が溢れ、消えゆく言葉達を追いかけるのに必死で、まさに「フロー状態」になっていた講演会でした。主婦なので、まず朝に家事を全部終わらせ、その次に自分の読書や勉強をしていましたが、これからはこうしたいと思います。子どもを送り出して1人になったら、まず勉強、そして疲れたら皿洗い、また勉強、掃除機、勉強、ゴミ出しetc.ちょこちょこでも良いなぁと思いました。そして家事の順番まで組み立てられそう、と思いました。今日のセミナーの内容を、主婦版、OL版、◯◯版、などに、各個人が具体的に落とし込んで実践する事が大事ですね。実践しなきゃ意味がない。まずは自分版を探す事に集中したいと思いました。
（30代、パート・アルバイト、東京都）
私も感動を与えられる人になりたいと思いました。
大ファンになってしまいました。実践されている方の話は、とっても面白くて、90分が15分ぐらいに感じました。DaiGoさんのような天才は感動を与えるのだと思います。みんな感動が欲しいのだと感じました。私も感動を与えられる人になりたいです。自分に集中、自分の好きなこと、これを徹底されている、私も徹底してマネて行きます。またDaiGoさんにお会いできることを楽しみにしています＾＾本当に素敵な瞬間をありがとうございました！
（30代、自営業、大阪府）
DaiGo氏へのサプライズバースデー
実はこの11月で30歳のお誕生日を迎えられるDaiGo氏。そこで、鈴木の企画により会場のお客様・スタッフ・関係者全員で、セミナー終盤にサプライズバースデーを企画させて頂きました。そして質疑応答が終わった後、突然バースデーソングが流れ出し主催者鈴木より大きな花束がDaiGo氏へ贈呈されました。
いきなりの展開に、大変驚かれているご様子でしたが、「みなさん、ありがとうございます。こんなにも大勢の方々に誕生日をお祝いして頂くのは初めての経験です。正直こういう時、どういう表情をすれば良いのか分からないですね。ですが、僕は20代でやろうと思っていたことはほぼ全て実現することが出来ました。これまでは、コンサル的な立ち位置で仕事をすることも多かった為、30代は僕自身が構想している新しいビジネスを立ち上げ、世に生み出していきたいと思っています。皆さまをあっと驚かせるビジネスをプロデュースしていきますので、楽しみに待っていてください！それでは本当にみなさん、本日はありがとうございました！」と、満面の笑みで喜んで頂けました。
鈴木実歩より最後のご挨拶
最後に、今回のセミナーの主催者である鈴木より会場の皆様へご挨拶がありました。
「今回のセミナーは、私がDaiGoさんの大ファンであったことから公式HPよりお問合せをさせて頂いたことが始まりでした。そこからセミナー開催へ向けてたくさんの試行錯誤を繰り返し、ようやく本日DaiGoさんをお迎えすることが出来ました。そして、会場には530名ものお客様にお越し頂き、この時間を作り出せたことを本当に嬉しく思います。
私事ですが、私は2年前まで普通の会社員として働いていました。そこから独立し、初めはSNS一本でセッションを繰り返し、1年前の10月、50名のお客様の前で未来シフト起業塾の説明会を行いました。そして、1年後の10月はこうして憧れであったDaiGoさんのセミナーを開催することができ、本当に感激の1日となりました。今日この日を迎えるにあたり、まずはセミナー運営を支えてくれた約30名近いスタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。
そして、本日は私が日々お世話になっている方々をお招きすることができ、静岡から母も参加し、去年結婚をした夫も参加をしてくれています。こうして、私はこれだけたくさんの方の協力を得て今仕事ができていることを本当に感謝します。
そして私はこれからも、経済的にも精神的にも自立をして自由に人生を作れる女性を増やしていきたいと思います。今日、この時間を皆さまと過ごすことができ、本当に嬉しかったです。本当にありがとうございました。」
と、想いのこもった言葉と共にセミナーは締めくくられました。
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