女性の起業に必要な３つの要素 | 【公式サイト】未来シフト

◆日時　9月25日（日）13：30～17：00

13：30～13：50 　オープニングトーク
13：50〜15：20　講義
15：20〜17：00　質疑応答・売れる人になるためには

◆場所　大阪府梅田のセミナールーム

◆参加者　124名

ソロプレナのための”成功のトライアングル”

ソロプレナには「成功のトライアングル」があると二人は語ります。

「Positioning（ポジショニング）」
↓
「Product Design（商品設計）」
↓
「Promotion（販売戦略）」

「この３つのポイントをおさえ、サイクルを回していく事で全体像が見えてくる。」と二人は言います。

Positioning（ポジショニング）

ジョン・キム氏、宮本佳実さん、鈴木実歩の３人で、今年４月に立ち上げた「ソロプレナ・プロジェクト」をきっかけに、まだ日本では浸透していなかった「ソロプレナ」という言葉が徐々に認知を広げていきました。

「ソロプレナ」とは、フリーランスのような受注型の仕事ではなく、「好き」から始まり、「好き」に夢中になり、「好き」を仕事にしている、「あなたに頼みたい！」と言われる人のことです。

そして、凛と自立して自分の「世界観」を生きている女性が「ソロプレナ」であると言います。

「ソロプレナ」は「自分自身が商品」

一人一人が唯一無二の存在であり、子供の笑顔や自然の景色と同じく、１つたりとも同じものはない。全てが輝いている存在である。

ソロプレナとして生きることは喰い合い、奪い合いのレッドオーシャンではなく、皆が自分らしく共存するブルーオーシャンである。

そして自分の世界観を伝え続ける事、自分が自分らしくいることが集客にもつながる。

という二人の言葉に、参加者の方々の表情が感動で変わっていくのがわかりました。

また「好きに夢中になり、好きが仕事になっていく」というような、自分がこの世界をどう変えていきたいかを、一行で言語化し、伝えることが自分の世界観を浸透させるためには不可欠だと言います。

「ソロプレナ」とは全く保障はないが、頂点も決まってない。「覚悟」を持って、人のせいにせずに、自分で全責任を持って生きていく事がとても重要である。」とジョン・キム氏は語りました。

また、「すべての女性は全員がオリジナルである」と言います。

まずは、とにかく自分の内側と対峙し、自分自身を深く知ることが大切です。

ソロプレナとして生きていくときには、今まで生きてきた中での「いたみ」や「コンプレックス」が強みとなっていきます。

その「いたみ」や「コンプレックス」をどのように解決したのか、それこそが今同じ状況にいる人の価値となるのです。

【Positioning（ポジショニング）のための7つのテーマ】
・世界観（ビジョン）の作り方
・パーソナル・ブランディング
・プロフィールの作り方＆強み発掘
・テーマ（活動分野）設定
・コア・ターゲット
・コア・バリューの構築
・独自性と差別化戦略

Product Design（商品設計）

ソロプレナは「価値至上主義」。

「好き」からスタートはするものの、「お客様目線の価値」に徹底的にフォーカスする事が大切です。

お客様以上に想像し、その想いや悩みを言語化して気づかせてあげる事で、喜びを与えたり、苦しみから救うことで価値を生み出すのです。

「そういったニーズを商品化してお客様を満たしていくという事を一瞬たりとも忘れてはいけない。」と二人は伝えます。

自分目線で発信する事は単なる趣味に過ぎません。お客様にとって必要な情報を提供する事で商品になり、価値となります。お客様も気が付いていない顕在的な問題を言語化し、お客様を満たす事が、売れるソロプレナにとって必須だと言います。

ソロプレナとして活動を始めるときに気をつけるべきことは「最初からプロであること」だと言います。

なぜなら、お客様は素人にお金を払いたいとは思わないからです。

「資格取得の為に勉強中です！」
「起業準備中です！」

と自分がビギナーであると伝える事で責任逃れをするのではなく、来て下さるお客様の為、お客様の背中をおす為、安心感を与える為にプロとして立ち振る舞う事が重要と伝えました。

頭でっかちで失敗を恐れて行動をしないといつまでも成功はできません。
成功する人達は共通して、「とりあえずやってみる人」であると二人は語ります。
「失敗しなければ成功できない」と思えば、挑戦する勇気が湧いてきますね。

インプットばかりに集中しているのは夢を先送りにしている事と同じ。アウトプット（行動）を早める事こそが重要であると二人は強く語りました。

【Product Design（商品設計）のための8つのテーマ】
・オリジナルセミナーの設計
・フロントエンド商品設計
・ファーストキャッシュ獲得戦略
・バックエンド商品設計
・長期講座・高額商品の設計
・セミナーで教える技術
・ファシリテーション力
・コミュニティ構築・管理戦略

Promotion（販売戦略）

ソロプレナであれ、企業であれ、ビジネスをする上で大切なのは「売る事」です。いい物を作れば売れる訳ではなく、「作る：２割」「売る：８割」の力が必要です。またその時には、「売りつける」のではなく「惹き付ける」事が重要になります。そのためにも「文章力」はソロプレナとして成功する上で欠かせないスキルだと言います。

鈴木もセミナーなどで「文章を書くのが苦手」と相談されることがよくあります。そんな時にいつもお伝えをしているのは、「苦手」と言うのは「やってない」「時間を配分していない」という事です。時間を配分をして集中をする事で、どんなに苦手なことでも必ず上達します。小さいサイクルをたくさん回し、積み重ねていく事が大切になります。

そして、売上をはかるための方程式について語られました。

【売上　=　R　×　C　×　P　×　E　】
R：潜在顧客数　=　認知度
C: 成約率　=　コンバージョン率
P: 商品単価　=　商品の値段
E: 顧客単価　=　顧客の支出

例えば5,000円の商品しか持っていないのに、「月商100万円を稼ぎたい」と言っても現実的ではありませんね？売上の構造を知る事は、自分自身が主導権を持って売上を決めていく上で欠かせない事です。頭を柔軟に使って、「自分がいくらぐらいの価値を提供できるか」をしっかりと考えたら、自分の商品の値段はおのずと見えてくると言います。

お金は「もらうもの」ではなく、「愛」「エネルギー」「喜び」「価値」「感動」である。と言う二人に言葉に参加者の皆さまはハッとされた表情をされていました。