こんにちは。ライターの弓月(ゆづき)です。
今回は、超・実践ソロプレナ起業塾の第3回グループ講座の中で、鈴木実歩さんが話された内容の一部をご紹介します。
「おもしろいほどシゴトが進む!時間管理について」講座動画(約15分)→
ソロプレナに重要な時間管理の考え方とは
「時間管理の考え方」についてお話をさせて頂きます。
ソロプレナは、日々タスクに追われる行動をしないためにも、「時間管理のマトリックス※①」という考え方を身につけることがとても重要になってきます。
※①:縦軸に重要度、横軸に緊急度を取り、それぞれの重要度を四象限に分けて整理する考え方
私たちは日々、クライアントさまとのお約束や、SNSの発信といった、「緊急度と重要度が共に高いタスク」に行動をフォーカスしがちです。
その為、例えば”今後使うであろう本命商品の提案書を作る”といった「緊急度は低いが重要度は高い」というタスクを軽視してしまいがちなのです。
ですが、本当に優先しなければいけないのは、「緊急度は低いが、重要度は高い」という領域にあるタスクです。
自分が時間を過ごす時、その行動が緊急度と重要度を考えどの領域に当てはまるものか。その「時間管理のマトリックス」を頭の中に入れておくと、スケジュールが組みやすくなります。
結果を出す人の時間の使い方
現代人は、どうしても「緊急度も重要度も高い」という領域(ここを”タスクA”と呼びます)に、行動が偏りがちです。
タスクAの行動が多くなると、その対極にある領域、「緊急度も重要度も低い」という”タスクD”の時間がものすごく多くなってしまうのです。
例えば、「緊急度も重要度も低い」という”タスクD”に当てはまる行動とは、
・だらだらとテレビを見る
・携帯やPCでネットサーフィンをする
などです。
人は1日に決断・判断できる許容量が決まっています。
”重要度の低いこと”にその判断力を使ってしまってはもったいないですよね。
集中力がある人、短時間で結果を出す人は何が違うのでしょうか。
それは、”ここぞという時にしか判断力を使っていない”のです。
つまり「集中すべき時のみ集中し、他のことには判断力を使わない」環境を自ら整えているという点です。
これは、「物事を習慣化させる」という一つの重要なテクニックになります。
習慣化は時間効率を上げるためのテクニック
物事を習慣化させると、何を考えなくても自動的に体が動くようになります。
例えば朝起きてから出かけるまでの行動を習慣化させるとか、食事をした後の食器は必ずその場で洗うなど。メンタリストDaigoさんも”習慣化”を積極的に取り入れているそうです。
習慣化をさせるということは、無駄な判断力を使わないための重要なテクニックです。
集中をして、必要な判断をしていったら、時間は作れるようになりますよ。
また、睡眠時間がじゅうぶんに取れないという方の話を聞きますが、それは二日酔いと同じ状況。思考が麻痺し、日中の判断力が鈍るのです。本当はその状況を打開しなければいけないのに、辛くても現状を続けていた方が楽だと思ってしまうのですね。
そういった非効率な行動を繰り返さない為にも、1日の内で、どこに自分の無駄な時間があるのかを再確認してみましょう。
どんどん仕事が進む!時間管理の秘訣
先ほども申し上げた通り、緊急度・重要度の高い”タスクA”の行動が多くなると、人はストレスを抱えるようになる為、不必要な時間の”タスクD”の行動が増えてしまいます。
それを避ける為にも、極力”タスクA”の行動はどんどん減らしていきましょう。
さらにポイントは、”タスクB”の行動に早めに取り掛かること。そうすると、”タスクA”の仕事が減っていくのです。早め早めにタスクBの仕事に着手していくことが時間管理の秘訣ですね。
私たちは自分の人生を自分でコントロールすることができます。決して他人にコントロールされるものではありません。
「習慣化」をうまく取り入れ、判断力を上げていけるようになれば、思考がクリアになっていきます。そうすると、心も行動も考えもすべてが一致してきて、他者からも自分の姿が魅力的に映るようになってくるのです。そういう人の元にお客様は集まってきます。
自分自身できちんと人生の時間を管理していけるソロプレナになりましょう。